わかば深圳教室 教室長ブログ

教室長渡辺 敦

山形県出身。小学生時代は、近所で捕まえた昆虫を飼って生態研究をしてしまうような理科少年として山形の自然の中で伸び伸びと育つ。京都での大学生活を終えた後、中国の東北部や内蒙古で日本語講師として活躍。蘇州を経て香港に渡り、現在はわかば深圳教室の教室長として奮闘中。数年前までは、そのふくよかな体型から「エピスのトトロ」先生として大人気だったが、一念発起のダイエット&ジョギングの成果で、今はスマートな「なべちゃん」先生に大変身。温厚な性格ながら熱血受験指導に定評あり。

クリスマス3Dペンワークショップ 

3Dペンでクリスマスツリーを作成


香港、深センに拠点を置きSTEAM教育を提供している3D-InnoのYee Ping先生をお招きしてクリスマスツリーなどを作るワークショップを開催いたしました。
初めて扱う3Dペンに戸惑いつつもクリスマスツリー作りに挑戦しました。
予定していた2時間の間、休憩時間もいれませんでしたが、みなさん最後まで集中して作業をしただけではなく、予定時間が過ぎても雪の結晶やツリーにつける星などを作り続けて、ほっておいたら3時間でも4時間でも続けそうな勢いでした。
お迎えに来られたお母様方の「おかあさんたちお腹すいたよー」との懇願の末、作業が終了。みなさん満足の様子でした。
新しいテクノロジーを活用してのアートに若いうちから触れておくことは、子供達の想像力、美的センスを磨く上で非常に重要なことだと思います。
日本では絵画などの芸術、アートは習い事として人気はあまり高くありませんが、近年STEM教育にアートの「A」を加えたSTEAM教育も非常に注目されています。香港、中国で絵画教室はピアノ、バレエなどに続いてメジャーな習い事です。
会社の経営においても、ものづくりにおいても、芸術的センスがよい影響を与えると言われており、単にMBAを取得するのではなく、経営者になるためにアートを学ぶ人も増えてきているとのことです。
ものづくりから多くのことを学び取るSTEM教育、STEAM教育、Maker教育は、子供達の想像力や問題解決能力を伸ばす上でも非常に重要です。
中学入試、高校入試の「なんの役にたつの?」と思われがちですが、入試で重要なのは「賢さ」だけではなく、「興味をもつこと」、「試行錯誤すること」です。
子供達が自由な発想ができるうちに、その想像力を発揮できる場を与えてるという意味で、STEAM教育の一環である3Dペンのワークショップも非常に意味があると思います。
ドローン、3Dペンなど深センだからこそ触れやすいテクノロジーに、今後もどんどん触れていきたいと思います。またの機会をお楽しみに!


2時間も集中してすごい!!

英語と中国語で授業をしてくれたYeePing先生


クリスマスドローンレッスン開催

12月25日、ポーランド出身のFilip先生を招いてクリスマスのドローンレッスンを開催しました。
前回は広い公園での実施で遠くの景色を見渡す感じでしたが、今回は街中の公園ということで、普段私たちが暮らしているマンション、工事現場、学校、道路などを見下ろすことができました。
普段暮らしている街を上空から見下ろすだけでも非常に新鮮な経験でした。
今回は離陸、着陸、旋回などの基本操作が中心でしたが、安全に飛ばせるようになったら、写真、ビデオの空撮にもチャレンジしていきたいですね。
次回までには英語の方も磨いておいてくださいねー。


School Maker Faire ツアー

School Maker Faire の入口にはドローン。

Shenzhen American International School(SAIS)で開催された、School Maker Faire に数名の生徒たちと一緒に見学に行って来ました。
その名の通り、学校に通う子供たちの手作りの作品を展示するフェアです。
STEM教育を実践している学校、VRのプログラムを授業で行っている学校、LEGOのマインドストームでプログラミングを学ぶ学校など作品は多岐に渡ります。
桃苑実験学校では、LEGOのマインドストームでルービックキューブを完成させるロボット展示などがありました。どんな感じで授業をしているか見学させて欲しいと先生に聞いてみたところ、自分たちも始めたばかりで、正直よく分かっていないとのこと。まずはやってみようという意気込みは感じられました。
深圳南山国際学校では、VR専門の先生がいて、VR空間での読書、空間へ直接書き込むアートワークなど、先進的な取り組みも見られました。作品を紹介する生徒たちの誇らしげな様子が印象的でした。
しかし、やはり目を引くのはSAISのMakeの授業で作られている作品でした。STEM、PBL(Program Based Learning)を知らずに見ると子供たちが作った出来の良くない作品にしか見えないかも知れません。
そこには、何を作るのか、なぜ作るのか、作るための材料はどうするのかなど、作り上げるまでの全ての工程をトータルで教育に落とし込んでいるPBLの哲学があるからこそ、作品に大きな意味があります。
日本では、プログラミング教育が注目され、STEM教育もキーワードとして取り上げられるようになりました。
いずれの教育でも、何を教えるか、如何に教えるかが焦点になっていますかが、どのようにして子供たちが自ら学ぶ環境を作っていくかについて考える必要があります。
テクノロジーたけではなく、教育面でも深圳では進化し始めています。教育のイノベーションも楽しみです。


手作りのカート

ゴーグルをつけてVR空間に絵を描く。

ものづくりのワークショップ。


PETSワークショップ 深セン若葉こども学園


若葉こども学園にて、プログラム的思考を学べる学習キット「PETS」を使ったワークショップを開催しました。
PETSは、木製の箱型の車輪のついたロボットで、プログラム言語を使う代わりに、PETSの穴に行動の順序を支持するためのブロックを差し込んで、動作を制御します。
2020年からはじまる「プログラム教育」ですが、その狙いの一つは、「プログラム的思考」を伸ばすことにあります。
プログラム的思考では「順序立てて考える力」が重要です。
現役のプログラマーに話しを聞いても、幼稚園、小学生のうちにプログラム言語を「学ぶ」必要はなく、興味をもって使って見たいと思った子供にはプログラム言語を与えたら良いといいます。
その前段階として、PETSの様にプログラム的思考を学ぶツールや、Viscuitのプログラム的思考学べるアプリ、スクラッチの様にブロックを組みわせる形でプログラムする方法があります。
各学年において、ツールを使い分ける必要がありますが、PETSは幼稚園生、小学校低学年生のプログラム的思考を学習するツールとして非常に有効です。
Wifiやパソコンとの接続もいらないので、箱から出したらすぐに遊べる(学べる)点でも、その学年にとっては利点があります。


それにしても、PETSには想定されている遊び方がありますが、子供達はすぐにそのルールを超えた面白い遊び方を発見します。
そこで、子供達に「PETSはこうやって使うんだよ」と想定された遊び方だけに限定してしまうのは、子供達の想像力の潰すことになりかねないので、低学年ほど気をつけてツールを与える必要があります。
プログラミング教育だけではなく、すべての学びにおいて子供の「好奇心」こそが最大の原動力です。
このワークショップを通じて、「プログラミングって面白い!」と思ってくれた子供が一人でもいたのであれば大成功だと思います。
若葉こども学園に、また遊びに行きますね!!


深センにてドローン操縦レッスン開催

ドローンから撮影した深センの街


DJIのゴーグルで一人称視点飛行。

ポーランド出身のフィリップ先生を招いて小学生向けにドローン体験レッスンを開催しました。
日本では子供が飛ばすことが出来ない200g以上のクラスのドローンでも、規制の緩い深圳であれば飛ばすことができます。

今回は、ドローンの操縦の練習をしてから、ゴーグルを使った一人称視点での飛行にも挑戦しました。
参加生徒が6人でしたが、付き添いに来た大人が10人以上いて、大人の方が興味津々で、子供のレッスンに大人が割り込んで、「ゴーグル使わせてっ!」なんて場面もありました。

先生は80%は英語、20%は中国語でのコミュニケーションでしたが、子供たちは言葉が分からないなんて一言も言わずに、先生と交流していました。

やはり子供が言語を学ぶには、その言語そのものを学ぶだけではなく、アクティビティを通じて体得することが非常に有効だと再認識しました。


DJIのドローン、MAVIC。

今回はドローンを飛ばす体験をしてみましたが、ドローンパイロットを育成したいわけではありません。ドローンの体験を通じて、あえて伸ばしてほしいのは、子供達の「好奇心」です。

学びにおいて、最終的に一番の力になるのは、やはり「知りたい」「理解したい」と思える気持ちだと思います。好奇心を持って学んでいる子供と、義務的に学んでいる子供では、学びの成果が全く異なります。

子供のうちに新しいことや、未体験なことに対してチャレンジしてきた場合、高校生、大学生、社会人になってからも好奇心が大きな原動力となります。

ドローンだけではなく、深センでしかチャレンジできないことはまだまだあるので、体験の機会をまた用意していきたいと思います。