シドニー教室 教室長ブログ

教室長鈴木 朗

香港が英国から中国に返還される前年の1996年に香港で学習塾講師となる。その後、紆余曲折を経て2002年にエピス代表の澤村と共にepis Education Centreを設立。2010年にシドニー教室を開校させる。子どもたちが目指す目標に向かって一緒にどろんこになりながら走るのが何よりも好きなんだということに今さらながら気がつく。趣味は、ウルトラマラソンやトライアスロン・アイアンマン、ウルトラトレイルランニングに出場して自分を極限まで虐めること。

あけましておめでとうございます


あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

シドニーでの生活も9年目に入り、南半球で迎える真夏の新年が当たり前になってしまいました。風情はないものの、ビーチで過ごす正月もなかなかいいものですよ!

さて、北半球の教室で7・8月に行われているような長期の講習会がないシドニー教室では、受験生にとってこの1月が勝負の時。今年も新年2日から受験生たちの特訓授業がスタートし、朝から夜まで熱い授業が行われています。

そんな中、卒業生がひょっこり遊びに来てくれました。中学受験を機に帰国し、現在高校3年生。実に6年振りの再会です。ですから見た目はすっかり大人びているのですが、表情や話し方は当時のままなのでなんだか不思議な感じでした。4月からは東京の最難関私大の理系学部で学ぶことが決まり、つかの間の自由な時間を利用して懐かしの場所であるシドニーへ遊びに来たそうです。

その子との会話の中で
「シドニーでの生活が大好きで、エピスに通うのもとても楽しかったんです。」
こんな言葉を聞いて、新年早々なんとも言えない幸せを感じました。

日頃、高校生に小論文の指導をしていますが、この数年は「働くということ」がそのテーマの中心になっています。「ワークライフバランス」や「働き方改革」「ベーシックインカム」などなど、労働や仕事について高校生に何かを語るとき、自分自身の仕事について顧みることを免れません。

思えば、公教育の現場で教壇に立つことに憧れていたはずが、なぜか海外塾の講師として働き始めて20数年。雑務に忙殺されて辟易とすることも時々はありますが、この歳になってもなお授業は毎年少しずつですが上達している実感があり、子どもたちとの年齢は離れていく一方なのに、心は昔よりもずっと近づけるようになった気がしています。

AIやロボットの進化で今後の20年で多くの仕事が消滅すると言われていますが、講師という仕事もまたその例外ではないでしょう。ただ、「そう易々とはいかないぞ」という思いはあります。時に励まし、時に叱り飛ばし、その後フォローして、一緒に笑って、一緒に悲しんで…。時々熱すぎるぐらいに力を込めて子どもたちを導ける僕たちには、まだまだアドバンテージがあると思っています。

でも、慢心しないように。子どもたちと同じく日々成長を止めないように。

卒業生たちに「エピスに通うのが楽しかったんです」と言ってもらえるような場所であり続けられるように今年も気合い入れて頑張ります!


子どもたちの作品を見てきました

シドニー教室のあるビルの同じフロアに書家のれん先生(オーストラリア政府公認アーティスト)がアトリエを構えていらっしゃいます。エピスの子どもたちの何名かお稽古に通っているのですが、年に1度の生徒さんたちの作品の展覧会が開催されているので見に行ってきました。

僕は特に毛筆があまりにも下手すぎるというのもありますが、日頃見ている子どもたちが随分と立派な字を書くのに驚かされます。美しく表装されていることもあって、このまま我が家の床の間に飾りたいなあと思わせる作品ばかりでした(もちろん床の間はありません)。

職業柄ホワイトボードには毎日字を書いていますが、最近では紙とペンで手紙を書くこともなくなってしまいました。引き出しの奥で眠っているお気に入りの万年筆にインクを入れてみようかなと、子どもたちの作品に刺激されてそう思いました。

展示会は12月3日(月)まで、チャッツウッドの図書館があるThe Concourseで行われています。是非足を運んでみてください。

RENCLUB Member's Exhibition
20th Nov to 3rd Dec 2018 Mon-Fri 11am-5pm/Sat, Sun 11am-12pm
Art Space on The Concourse in Chatswood
409 Victoria Avenue Chatswood


高等部小論文コース受講生の2名がエッセイコンテストで入賞!


日本福祉大学・朝日新聞社主催「第16回 高校生福祉文化賞 エッセイコンテスト」において、シドニー教室高等部小論文コースに在籍のTMさん(Y12)およびSH君(Y12)の2名が審査委員特別賞を受賞しました。応募総数1万1884点の中から選ばれたのはわずか16作品。その中に2名もエピス生が選ばれたことを誇りに思います。

10月下旬に朝日新聞名古屋本社にて授賞式が行われ、各受賞者が壇上にて作品に込めた思いをスピーチしました。桜蔭高等学校や横浜雙葉高等学校といった名門高校に通うの受賞者に全く引けを取らない堂々としたスピーチは、日頃から人前で話すことに慣れている現地校生らしいものでした。両名の受賞作品および審査委員の方々による講評はコンテストの公式Webページで読むことができます。是非両名の力作をご覧ください。

なお、シドニー教室高等部の小論文講座では、これまでにも授業における指導の一環として小論文コンクール等に作品を応募し、複数名が受賞してきました。そして、この受賞歴が高校在学中の取り組みとして認められ、大学入試の合格にも繋がりました(2013年度・2016年度の早稲田大学政治経済学部グローバル入試で各1名合格)。ただ、こうした合格に受賞歴がプラスとなったことは間違いありませんが、文章に自信のある日本国内の高校生と同じ土俵で競い合えるだけの力があるのですから、入試当日に書いた小論文が優れたものであるという評価を得て合格を勝ち取ったと考えて間違いないでしょう。

今後も高等部の小論文講座ではコンクールへの応募を活用しながら生徒たちの書く力を養い、それぞれの志望大学への合格に向けて導いて参ります。一緒に腕を磨きたいという高校生を待っています!


2018 Sydney Running Festival


今年も子どもたちとSydney Running FestivalのBridge Run(10km)を走ってきました! このイベントを始めた当初は「中3と小6の受験生でチームエピスを結成してシドニーの街を駆け抜ける勢いで受験を乗り切ろう!」というものだったのですが、近年は受験生よりも他学年の子どもたちに人気のイベントになっています。

今年は気温低めの快晴というマラソン日和で、スタート前はちょっと寒かったものの、走り出してしまえば青空の下をHarbour Bridgeを越えてOpera Houseまで走る10kmは本当に気持ちのいいランでした。

さて、毎年作っているチーム・エピスのTシャツですが今年は雰囲気をガラリと変えてみました。子どもたちの反応も上々、イベントボランティアをするために走れなかった高校生から「私も欲しい!」と言ってもらえたのも嬉しかったです。


今年も全員完走!

9月17日、子どもたちと講師、総勢34名でチーム・エピスを結成し、Sydney Running Festivalに参加しました。この数年、毎年天気がイマイチだったのですが、昨日は快晴でしかも気温が低めというマラソンには絶好のコンディション。好タイムが期待できそうです。

Milsons Pointのスタート地点に集合し、まずはチームキャプテンの森から本日の流れを説明。中には生まれて初めて10km走るという子もいますので、ちょっと緊張気味の表情です。


続いて準備体操。ところが、海外生活の長い子が多いのでなんとラジオ体操を知らない子が多いのです! そこで、エピス体操担当・長谷川のリードのもと、ラジオ体操第一をみんなでしていると、周囲の人たちから熱い視線を感じます...。よほど珍しい光景なのか、我々の様子をカメラに納める人々が続出。さらにマネをしながら一緒に対応するOZもチラホラ。


そして全員で円陣を組んで気合いを入れます! この後、スタート地点に整列し、ゴールとなるオペラハウスに向けて一斉に飛び出しました。なお、僕も一緒に走っているのでここから先の写真はありません...。


日頃から走っている子を別にすれば、10kmを走りきることはきっと大変だったはず。でも、下は小学4年生から上は高校生まで、青空の下、ハーバーブリッジを渡りシティを駆け抜け、オペラハウスまで走りきったことはきっといい思い出になったと思います。伴奏して下さったお父様、お母様方もお疲れ様でした!